早口言葉/青は藍より出でて藍より青し

有名・定番の早口言葉
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本文

青は藍より出でて藍より青し

読み方

あおはあいよりいでてあいよりあおし

区切りを入れると発音しやすくなる部分

あおは / あいより / いでて / あいより / あおし

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言葉の意味・読み方のコツ

この言葉は中国戦国時代末の思想家、荀子(じゅんし)の言葉です。

荀子がまとめた「荀子」という本の中の勧学篇に「青は之を藍より取りて、藍よりも青し」という言葉があり、そこから「青は藍より出でて藍より青し」として現在にまで残っています。

「青は藍より出でて藍より青し」とは、「青色の染料は藍という植物から取れるが、その染料の色は元の藍よりも青い色をしている」という状況を読んだ言葉です。

その状況に例えたのは、「師匠の元で一生懸命学んだ者は、いずれ師匠よりも優れた者になる」ということです。

生涯学業に専念すべきとする荀子らしい言葉です。

この言葉の読みにくさから現代では「早口言葉」としても有名になりました。

この言葉の読み方のポイントは「あお」「あい」です。

同じ「あ」の発音で始まる二文字の単語が前後に並んでいること、さらに順番を入れ替えて読むことで脳が混乱し非常に読み間違えやすくなっています。

読む際には「あおは / あいより / いでて / あいより / あおし」を「あ」の発音を意識してしっかり区切り読みます。

この文をしっかり目で見ながら正確に落ち着いて読むことがポイントです。